the日常

日々の日常あげてます

ここどこ

ここどこ?

 

こんな経験ありますよね。

 

その日は会社の後輩2人と新宿へ飲みに行ってきました。

 

その2人はまあ年下なわけでおじさん(私)はアルコールの力を借りてついて行きます。

 

 

アルコールもまわり、良い感じになってきたとこで次の店に行こうとついた場所はとある居酒屋。

 

しかし、入ってすぐに頼んだ酒が、まあ出てこない。。。

 

入って頼んだ直後から飲み放題の時間は始まっている。

 

20分後、やっと酒が出てきました。

 

店員にキレる後輩、収めるおじさん。

 

後輩『もうこの店出ましょうよ!』

 

おじさん『でるか(目の前の酒飲みたいわ)』

 

結局他の店に行くことにしました。

 

次の入った店ではだいぶ酔いがまわり

 

ほぼ記憶がありません。

 

あるのは断片的な記憶です。

 

店を出て解散しよ〜、と3人でタクシーに乗ったところです。

 

後輩『着きましたよ』

 

おじさん『ここどこ?』

 

ついたのは私の家ではなく見知らぬ土地。

 

後輩『埼玉です』

 

おじさん『…なぜ?』

 

その後輩住んでるのは埼玉です。

 

後輩達にお持ち帰りされたのですが、そこからまた飲み会が始まりました。

 

気づけば朝5時、後輩の家に泊まって帰ろうと思い駅に向かう。

 

そして、後輩が一言。

 

後輩『じゃあここで解散で』

 

おじさん『俺ここから電車で帰んの!?』

 

後輩『帰りましょう』

 

朝の電車空いてて嫌いじゃなかったです。

 

でも脳内メーカー眠しか出てこない状態の山手線無限ループは今思い出してもよく抜け出したと思います。

 

頑張って起きれてよかったです。

 

次は起きたらどこに着いてるか楽しみです。

 

 

 

 

剛毛

毛が濃いか薄いかはとても重要なことですよね。

 

頭は濃く、体は薄い。

 

これが理想です。

でもそんな部分的に濃くしてここは薄くしてなんて、ゲームのキャラ作りじゃあるまいし。

 

今は脱毛がありますし、濃い人も薄くできる時代です。ほんと便利な世の中になりました。

 

私の友達A君はとても髭が濃いです。

 

そんなA君とご飯を食べに行った時の話です。

 

その日は女性と2対2の合コン的飲み会です。

 

それなりに小綺麗にし、ワクワクしながら行きました。

 

いざ始まると、普通に楽しく。

 

A君も盛り上がっていました。

 

ふと、A君を見るとアゴに白い糸のようなものが付いていました。

 

この合コン的飲み会でアゴに白い糸が付いてる男に惚れる女はいないはずだ、ましてやそんな顔も良くない、そこまで面白くないA君が惚れさせれるわけがない、と。

 

ゴミついてるよ

 

サラッと教えました。

 

あ、まじか

 

アゴについてるごみをおしぼりで拭きました。

 

ふき終わると

 

さらに白い糸がアゴについていました。

 

剃りたての顎髭におしぼりが刈り取られていたのです。

 

その日の相手の女性は、脱毛サロンで働いている方でした。

 

永久脱毛の予約を行い

 

解散した、悲しくも嬉しいお話です。

 

 

 

 

蛍光灯

私の会社の所長はよく人をコマのように扱います。

 

ある日、

 

工藤君(私)の上の蛍光灯切れているよ

 

 

替えろの合図です

 

 

ああ、分かりましたー

 

(スルーしとくか)

 

その日仕事がバタバタしていて、後でやろうと思っていましたがすっかり記憶から飛んでいました。

 

次の日

 

佐藤君、これシュレッダーかけといて

 

 

(まーたパシってんな)

 

(ハッ……蛍光灯変えるの忘れてた)

 

思い出し、パッと蛍光灯を見ると蛍光灯が光っているのです。

 

誰か変えたのか?

 

まさか所長が自分で?そんなはずは無い。

 

すると

 

所長が私の席で止まり、

 

うん、変えたんだね

 

 

みたいですね。

 

 

ん?

 

所長も私の返答に少し疑問持ち、時が止まりましたが、まあいいかとその場は終わり

 

 

誰がやったんだろう、と思っていると向かいの席に座っている事務員さん、昨日の会話を聞いていたそうで

 

これ工藤くん変えたんじゃ無いの?

 

違いますよ!誰がやったのか分からないんです。

 

隣の先輩に聞いても後輩に聞いても誰も変えていない。

 

どうでもいいけど私以外の誰かがパシられてしまった罪悪感とラッキーと思う天使と悪魔が戦います。

 

まあいっかと

 

その日は誰が変えたのかも分からず終わりました。

 

誰かがやってくれたんだな、ありがとうございますと心でお礼を言い、次の日会社に来ると

 

 

蛍光灯が切れていました。

 

 

え?

 

 

そう、昨日は接触不良がたまたま良くなり、奇跡的に1日ついていたのです。

 

 

所長は工藤君変えてくれたんだね

事務員さんも工藤君変えたんだね

工藤は誰かが変えてくれたんだな

 

誰もやっていないのに皆んな誰かがやってくれたんだなと思っていました。

 

 

誰かじゃなく、自分がやらないといけない

 

人任せにせず自分が動きなさい。傍観者になってはいけない。

 

 

そんなことを気づかせてくれた蛍光灯でした。

 

 

エピソード⑥

今思えば何でだろってこと、ありますよね。

 

その当時はそういうものだと受け入れる気持ちがあったこそ、今思えばなんでだろと思う訳で。

 

私が小学生の頃、友達といつものようにサッカーをして遊んでいました。

 

ちなみに私のサッカー歴は小学生3年生から6年生までです。

 

その日集まったのは5、6人だったでしょうか。

 

夕方近くまで転がるボールを追いかけて、蹴る。

 

みんなヘトヘトになり、そろそろ帰るかとなった頃

 

1人の男の子、ムカイ君が言いました。

 

お腹が痛い

 

と。

 

出ちゃう

 

と。

 

 

そう、それはお昼ご飯を食べてから、サッカーによって引き起こされたエマージェンシータイフーンでした。

 

大丈夫?

 

みんなが心配する中

 

近くにいたナオヒロ君が言いました。

 

俺んち近いからこいよ!

 

そのナオヒロという男は

 

俺天気によってキック力変わるんだ!

 

が口癖で小学生なのに厨二病を患っている子でした。

 

一癖ありますが、その子は素直な子で、ムカイ君を助けようとする一心で放った言葉に間違いはありません。

 

そして、ムカイ君はナオヒロ君宅へ向かったのです。

 

我々も向かいました。

 

今思えばなぜ皆で向かったのか分かりません。

 

 

 

なんでだろと思いましたが、まだオチません。

 

 

到着する一同。

 

 

もうお前は誰だと突っ込まれたいのかと思うほどの表情で我慢しているムカイ君。

 

 

家の前まで着き、ナオヒロ君が言いました。

 

 

おばあちゃんにちょっと言ってくる!!

 

 

ナオヒロ君は婆ちゃん子で、お婆ちゃんが大好きです。

 

 

私も家にお邪魔したことはありますが、すごく人柄の良いお婆ちゃんで、お婆ちゃん界のウッチャンような人です。

 

 

 

するとナオヒロ君が帰ってきて言いました。

 

 

 

お婆ちゃん、ダメだって!!

 

 

え?

 

 

まさかでした。

 

孫の友達が漏らすか否かの葛藤をしている時に、拒否権を使用したのです。

 

 

え!?

 

一同がなんで?と頭がいっぱいになる中、1人の男は極限状態からの裏切りとも思えてしまうそのお婆ちゃん及びナオヒロ君の行動に頭のネジが弾け飛んだのです。

 

 

もうダメだあ…

 

 

あの時の掠れる声の後に放った、人生で何億回言ってきたであろうあの言葉が出ます。

 

 

皆んな、絶対誰にも言わないでよ!

 

 

走るムカイ

 

 

追う一同

 

 

茂みに行くムカイ

 

 

追う一同

 

 

穴を掘り、かましたのです。

 

 

皆んなで誓いました。

絶対に誰にも言わないと。

 

 

だから皆さんこのことは誰にも言わないで下さい。

 

 

そして、なんでだろ、お婆ちゃん。

なんでだろ、ナオヒロ君。

 

 

 

エピソード⑤

皆さんは恐怖体験ってしたことありますか?

 

いつもふざけた内容しかあげないので今回はガッツリ恐怖体験を話します。

 

私の体験ではないですが、これは私が小さい頃に、私の父が体験した背筋が凍るお話です。

 

私の父は真面目で相手に対して正直な気持ちをぶつけるタイプのアニメメジャーの主人公から男気を引いたような人です。

怒ることもほぼ無く、どこか抜けています。

 

でもそんな父タケシはある日、いつものようぐっすりと寝ていると家に電話がかかってきました。

 

夜中の2時です。

 

その日はリビングのソファーで寝ていたことから電話プルプルで起きたのです。

 

もしもし

 

 

どちら様ですか?

 

 

 

その電話は無言電話でした。

こんな時間に、とガチャッと電話切りその日は眠りに落ちました。

 

しかし次の日また電話がかかってきたのです。

 

寝室にも受話器がある為、また夜中にかかってきたので、またあいつかと出ました。

 

もしもし?

 

 

あの、なんでしょうか?

無言電話ですか?

 

 

まあ無言電話なので無言貫きますよね。

何回も無言電話が続き、父から最近無言電話がくると家族会議にもなりました。家族会議は5年に1回あるかないかです。

結果、もう無視して警察に言うか、タケシの直接相手に喝を入れるかの2択になりました。

 

一家の主人、100マイルの玉を投げるあの男と同等のストレート人間、家族の思いが更にストレートの思いを速くします。

 

よし、分かった

 

あの時のタケシの目は

 

今から甲子園行く気だな

 

そう思わせるほど燃えたぎっていたのです。

 

そして、決戦の夜

 

夜中に備え、いつもより入念にお風呂で体を洗い、イメトレをするタケシ。

 

するといつものように電話がかかってきました。

 

私も他の家族も寝ていました。

 

これは後日談ですが、タケシは言ってやったのです。

 

 

もしもし

 

 

お前な、良い加減にしろ、

 

 

どれだけ迷惑かけてると思ってんだ、

お前みたいな人間なあ

クソ人間だあ!!!!!!!!!!

 

 

ガチャン!!!

 

タケシはやりました。

ついにあの甲子園で因縁の相手に1発ぶちかましてやったのです。

 

そして次の日家族に夜の甲子園エピソード8初戦因縁の対決を伝えました。あの時のタケシは茂過ぎた吾郎でした。

 

 

次の日

 

プルプルプルプル

 

まさか?

 

プルプルプルプル

 

おいおい、

 

まだ終わっていなかったのです

 

ガチャ、もしもし

 

 

 

 

 

 

(こいつ…!)

 

 

 

 

 

しかし昨日の甲子園で全てを使い切ったタケシはいつもより冷静でした。

 

耳を澄ますと

 

ザー…

 

何かすごく小さな音で砂嵐のような音が鳴っていたのです。

 

(なんだこれは…?)

 

もしもし?

 

…ザー

 

ガチャ

 

ふと、タケシ思いました。

 

次の日、通信業者が家に来たのです。

 

故障でした。

 

回線の

 

故障でした。

 

ただの故障でした。

 

 

あれだけ燃えたぎっていたのに

 

結果ただの通信異常。

 

 

今なら分かります。

 

笑いながら話す父ですが

 

あれだけ燃えたぎって、心を鬼にしてまで相手からホームランを打とうと思い、1人の男が決め込んだ一夜の話をただの笑い話で済ませた父の心境。

 

 

今考えてもゾッとします。

 

 

エピソード④

見た目で判断しないこと。

 

これは結果論であり、見た目以上に人として分かりやすい部分はありません。

 

しかし見た目で判断しては行けないと思った夏の夜の出来事です。

 

その日は同期と後輩の3人で飲み会をしていました。

 

私は遠方から来ているため、次の日は仕事にも関わらず若手スキル朝帰りを発動する気満々でした。

 

結果、夜の12時を過ぎここら辺で締めますか。とその日は後輩宅へ泊まることにして帰ることにしました。

 

久しぶりの故郷、楽しいメンバー、酒の力もいつもより発揮しています。

 

ベロベロになりながら、後輩宅最寄駅を降り、ハイテンションの中私たち3人は歩いていました。その時のテンションはMステの階段を降りるKing Gnuです。

 

若い時は酒が入った状態でテンションに身を任せると、間、文脈、オチ、全てが成立しなくても笑いが起きるものですね。

 

さて、家につき

 

中に入ろうとすると

 

「ワレェ!!コラァ!!!」

 

ドラマのワンシーンのような一言が聞こえました。

 

「ナンジャア、オマエラァ、、、ウルサクシォウテ、、コラァ!!!」

 

セリフからするにヤバい人ですね

 

156センチ、45歳、バツイチ、色黒、短髪茶髪

 

一眼見た印象です。

 

あー、いかにも。

めんどくさい人に絡まれたなあ〜

 

しかしその人の話を聞くに、最寄り駅から騒いで帰っていた私たちを見て、注意しようと声をかけたみたいです。

 

「ワシャァ…コウイウモンジャケン」

 

夏場の暑日でした。その人は徐にTシャツを脱ぐと

 

上半身刺青で和彫柄の裸体を見さらられました。

 

その時は酒が入っており、私もそれが本当のヤバい人なのかフェイクなのか判断が出来ません。

 

「オマエラァ、シズカニネロォ!!!」

 

黙ってハイと言えばいいものを

 

はいよーとイラつかせる返事をしてしまいました。

 

するとその人は

 

イマノヘンジシタヤツダレダァ!!!!

 

あ、

 

私の発言でしたがそのヤバい人は隣にいた同期に

 

オマエカァ!!!

 

同期 違います

 

ダレジャア!!!!!!!!

 

やばいゲキオコだ

 

するとその人は私と目があった瞬間

 

ナンヤワレェ、ハンコウシトンノカア

 

するとその人は私にヘッドロックを仕掛けてきたのです

 

すかさずかわす俺氏

 

かわされたヤバ氏、それが逆鱗に触れ

 

モウイイ、マットレ、ヨブカラ

 

その言葉を放ち、ポケットからガラケーを出して電話をし始めたのです。

 

ガラケー!?

 

と思いながら携帯を開いてから電話越しに話をする間の時間が早いことに違和感を持った俺氏は思いました。

 

はっはーん、こいつさては、カマかけとるな

 

「呼んでもらって結構です」

 

するとその人はカチンときたのかステップを踏み始め、ファイティングポーズをとったのです

 

やられたらやられる。私もファイティングポーズをとりました。

 

喧嘩なんてしたくない、痛いのも嫌いです。しかしここで引いてたら今後の人生負けばかり。後輩もいる同期もいる。負けるはずがない。

 

しかし、現実は残酷です

 

アドレナリン放出中のため気付くのが遅れましたが、周りを見ると誰もいませんでした。

 

同期後輩は後輩宅へ逃げ込んでいました。

 

ヤバいやつに対しての闘争心、同期後輩への失望感、酒の高揚感、もう訳がわかりません。

 

すると気を改めた同期が戻ってきました。

ファイティンポーズ中の2人の間に割って入り、その場を落ち着かせてくれました。

 

ヤバい人は言います。

 

ココハ、ワシノオシエゴタチガスンデルバショナンジャ、シズカニシテモラワントソイツラニメイワクガカカル

 

 

まさかの一言でした

 

人の為だと!?こんな背がちっちゃくて半身和彫が人の為に!?

 

結局私は謝り、うるさくして帰るのはやめようと心に誓い今後の人生もしっかり人の為に歩んでいこうと思ったのです。

 

次の日は会社に遅刻しました。

 

でもそんなのどうでも良いんです。

 

人の為に

出来ることが

あるのであれば

やってみせよう

花の道

 

私は遅刻した時の上司に話したのです。前日こういうことが起きたのです、改めますと。

 

禿げていて、いつも嫌味ばかりしか言わず、肥満体型の救いようもなく、どうしようもない上司は言いました。

 

自分のことを理解し、自分をコントロール出来た人が初めて人の為に動けるのだ、と

 

こんなこと言うだ〜

 

人は見かけによりません。

 

 

 

 

エピソード③

スノーボードって楽しいですよね。

 

初めたての頃は何であんなに無我夢中で出来たのか不思議なくらいハマりました。

 

今は雪山行くより家の中で酒飲んで次の日二日酔いの中迎え酒でグズグズになりたいですね。

 

あの輝かしい頃の若き後ろ姿が物語る観客達の声援を思い出したお話です。

 

あの日はスノーボードを始めて1年経った頃でしょうか。

私は暇さえあればスノーボードの日々でした。

 

その日も後輩と今日も行くかと話しながら仕事を早く終わらせることに命を注いでいました。

 

その頃の私はグラトリといって、 

 

回ったーり、

 

 

飛んだーり、

 

 

ラジバンダリィ!

 

 

 

察しの良い方は気づいたかと思いますが、

トークも若干滑らせて行きたいと思います。

 

若干と滑らせにいってることが重要なポイントです。

 

 

山に向かう道中YouTubeでグラトリを見まくってました。

左足左足首左くるぶし左腰左髪…

回れる気しかしません。

 

そして山に到着、山頂までゴンドラ1発

 

お待たせ 山

 

今日の目標は720° 2回転です

 

360°では足りません。

 

何回もトライしました。

 

その度に打ちつける体、めげない心、少し酒が飲みたい、

回りたい一心で少しせりあがってるエセジャンプ台をみつけ、

 

ここだ!!

 

思いっきり回りました。

 

ものすごく廻りました。それはもうエゲツない周りました。

 

飛んでる最中聞こえたのは、

 

リフトに乗ってる輩のフォー!!やべえー!

 

俺を見てくれと思わんばかりの、それはもうGacktの700倍のオーラを出していたと思います。

 

と思った瞬間、

 

あ、死ぬ

 

派手に着地を失敗しました。

 

左腕が肩から逆関節状態となり

 

聞こえた歓声が

 

ゴギッボキッに変わりました

 

脱臼です。

 

1発目ってものすごい痛いです。

 

最初は何が起こってるか分かりません。

 

痛い、力が入らない、起き上がれない、

 

それを見たリフトの輩どもが

 

フォーーーー!!!!ウェーーーーイ!!!

 

温度差って差が出過ぎると苛立ちに変わるんですね。

 

やばいどうしよう、さっきまでいた後輩は速さ重視タイプで周りを確認したらいませんでした。

 

自力で降りるしかない。

そう心に決め、繊細かつ体に負荷がかかることがない木の葉という滑りにシフトチェンジして、ゆっくりと山を降りました。

 

下に着いたら後輩が

 

え、なにしたんすか?(笑)

 

かっこわらいかっことじしてる場合でもなかったので、

 

外れたの一言

 

察した後輩

 

どうするか迷う2人

 

ここである漫画を思い出します。

 

範馬刃牙って知ってますか?

人が殴るシーンで何ページも使う贅沢かつ流麗に大胆な闘いを集約した伝説的な漫画です。

 

あの漫画の一巻に末堂というキャラが肘を垂直にし床を殴ることで脱臼をはめる荒技を思い出したのです。

 

後輩よ、ちょっと下がってろ、やってみる

 

今思い出せばそんな感じで言っていたと思いたいですが、実際は

 

ちょ、あ、やる、

 

でしょうね、まあ案の定うまく行くわけもなく殴った瞬間激痛が走る。涙を堪えるとともに末堂の凄さを思い知る。

 

サポートセンターに行き言われたのが

ここでは無理だから病院に行こう。

 

結果待ったのが2時間。

 

担架に乗る体勢にもなれず、振られた男が椅子に座り、机を頭だけで支点とする、命名恋時雨の格好で山を降りました。

 

その時はもうYouTube見てた頃の自分に言ってやりたいですね。

 

病院につき外れてから約3時間。

 

うつ伏せにベットに寝させられ、腕がだらんとした状態。

 

そしたら看護師が外れた方の腕で横に置いてる重りを持って下さい〜

 

最後伸ばすなよ、ナメくさってんなこいつ

 

性格すら悪くなる痛みの長さのため、

全てが嫌に感じます。

 

重り持つだけで治ったら末堂も苦労しねえわ

 

そんな中持ちました。

 

聞こえました。  カポ

 

治りました。

 

あんなに痛かったのにハマると全く痛く無い。自然に笑みが溢れます。

 

看護師さんありがとう、もう嫁いでくれ、一生飯食わせるしブランド物も買うし家事するし言うこと一生聞くよ…

 

 

脱臼させてはめてあげるのが、好きな男性を落とすテクニックなのかもしれません。

 

 

痛みと引き換えに得たのは、脱臼のはめ方、女が男を落とすテクニック、楽しむ前のイメージは程々に。

 

皆さんも脱臼したら範馬刃牙を見てやろうとせず、すぐ病院に行きましょう。